みなさんはこれを読んで、どのように思われるでしょうか。
私自身、このパンフレットを読んでも不安はぬぐい取れません。。
仕様:A5版 カラー8ページ 約300万部発行
「関東地方を主たるエリアとして、妊婦健診を行う医療機関、母子手帳の交付窓口、お子さんの通う幼稚園、保育所、協力をいただける子ども用品販売店などを通じて、4月中旬から順次配布」予定とのことです。
【照会先】
災害対策本部/大臣官房広報室 松本晴樹 金谷泰宏 欅田尚樹(2155)
健康局水道課 森谷直子(4033)
医薬食品局食品安全部 監視安全課 大原拓(4241)
雇用均等・児童家庭局母子保健課 山本圭子(7933)
・・・・以下パンフレットをテキスト化しました。・・・・
『妊娠中の方、小さなお子さんをもつお母さんの放射線へのご心配にお答えします。~水と空気と食べものの安心のために~』
厚生労働省 はじめに 福島第一原子力発電所の事故をきっかけとした様々なニュースを見聞きして、みなさん放射線について心配されているでしょう。なかでも、妊娠中の方や、小さなお子さんをもつお母さんは、とても不安な思いをお持ちでしょう。 国は、国民のみなさんの健康を考えた安全な基準をもうけて対応しています。 このパンフレットでは、みなさんが気にかけている「水」や「空気」や「食べもの」の安全について現時点でみなさんにお伝えしたいことをわかりやすくまとめたものです。日々の暮らしの安心のため、どうかお役立てください。
第1章:「胎児」や「赤ちゃん」への影響について・・・1p
第2章:「水道水」について・・・2p
第3章:「空気」について・・・3p
第4章:「食べもの」について・・・4p
参考・・・5p
第1章:「胎児」や「赤ちゃん」への影響について 「現在、妊娠していて、毎日がとても不安です。」 避難指示や屋内待避指示が出ているエリア外で放射線がおなかの中の赤ちゃんに影響をおよぼすことは、まず、考えられません。 また、国や自治体から指示がでない限りは、妊娠中だからという理由で特別な対処が必要、ということはありません。 生まれてくる赤ちゃんのためにも、ご自身のためにも、過度なご心配はなさらず、いつもどおりの健康管理につとめてください。 「赤ちゃんの、食べものや飲みものが心配です。」 水道水や、お店にならぶ食べものは「影響を受けやすい乳児が口にしても安全であること」を考えた基準によって管理されています。 赤ちゃんはもちろん、小さなお子さんに対しても特別なご心配はいりません。 母乳への影響も同様です。母乳育児には、赤ちゃんの栄養面などで多くの利点がありますので、母乳を飲ませたい方は、今までどおり、飲ませてあげてください。
第2章:「水道水」について 「水道水は、本当に安全なの?」 日本の水道水は影響を受けやすい乳児でも安心して飲めるよう、安全を考えて管理されています。国や自治体から指示がない限り、水道水は、妊娠中の方や授乳中の方、小さなお子さんにとって安全です。飲み水としてはもちろん、お風呂や洗濯、食器洗いなどにも安心してお使いください。
第3章:「空気」について 「子どもを、外で遊ばせても大丈夫なの?」 避難指示や屋内待避指示が出ている地域以外でこれまでに認められた放射線量は、わずかな値です。お子さんを外で遊ばせることについて、心配しすぎる必要はありません。お子さんにとっては、外で遊べないことは、ストレスにもつながります。 「雨については、心配ないですか?」 雨についても、心配しすぎる必要はありません。自然界にもともと存在する放射線量より高い数値が雨水の中から検出されることもありますが、傘をさす、雨ガッパを羽織るなどいつもどおりに対応してください。
第4章:「食べもの」について 「野菜や牛乳などの食べものは、安全なの?」 食べものに含まれる放射性物質については安全のための規制が行われています。この規制に基づいた検査が行われ、結果が公表されています。規制値を上回った食べものは、お店にならぶことのないよう、国や自治体が対応しています。お店にならんでいる商品は、いつも通り買っていただいても大丈夫です。万が一、規制値を上回った食べものを口にしてしまったからといって、健康への影響が出ることはありません。
<参考>
・放射性物質とは
「放射性物質」とは、放射線を出す物質です。もともと身のまわりのどこにでもあり、少ない量ならば、放射線を受けても体への影響はありません。もちろん、たくさんの量の放射線を受けてしまうと、病気になる可能性も出てきます。
・「ベクレル」、「シーベルト」とは」
「ベクレル(Bq)」は、食べものに付いていたり、水などに入っている放射性物質が「放射線」を出す能力を表す単位です。 「シーベルト(Sv)」は、「放射線」をうけたときの人体への影響を表す単位です。 原子力発電所の状況については、政府から、今後もきめ細かく情報をお伝えしていきます。状況によっては、健康に関する必要な情報も、改めてお伝えいたします。 このパンフレットは、平成23年4月1日時点の情報や考え方をもとに作成しています。状況に変化があった場合は、適切にお知らせいたしますので、報道などの情報にもご注意ください。
国やお住まいの自治体などから指示があった場合には、その指示にしたがってください。 より詳しい情報は、厚生労働省のホームページをご覧ください。http://www.mhlw.go.jp/
厚生労働省HPより引用
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014hcd.html
平成23年4月7日、このようなパンフレットを作成しました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014hcd-img/2r98520000014hdu.pdf